2013年6月アーカイブ
中学生の生活は夜型で、夕食後から就寝までの時間に夜食や甘味食品、甘味飲料を飲食することがあります。そこで、「歯と口の健康づくりから考えるおやつ」をテーマに、学校保健委員会を実施しました。最初に体育館で「歯みがきとフロスの使い方や歯肉の観察ポイント」について豊川保健所の歯科衛生士さんの講話を聞きました。その後、各学級で自分の歯の課題を見つけて目標を立てたり、歯肉の観察をしたりしました。一人一人の生徒が自分の食生活を見直し、主体的な生活態度や習慣を身につけ、実践させたいと思います。
本日より3日間、1学期期末テストが行われます。1時間目に校内をまわってみると、どの教室でも生徒たちの真剣な取り組みが見られました。3年生は美術のテストで、鏡に自分の顔を映して自画像を描いていました。1,2年生は国語の問題に取り組んでいました。特に、1年生は初めての定期テストのため、緊張した雰囲気が漂っていました。期末テストを通して、今までの学習の成果を確かめるとともに、今後の学習の意欲付けにしたいと思います。
校舎の東壁面にツタとノウゼンカズラのツルがはっています。6月の中旬になり、今年もノウゼンカズラの花が咲きました。ノウゼンカズラは落葉樹で、春になると新緑が美しく、夏になるとオレンジ色の花を咲かせ、季節感を表現できる植物です。毎年、暑い夏の時期に、校舎の上の方から、生徒たちの学校生活にエールをおくっています。これから、期末テストや部活動の大会、コンクールなど重要な活動があり、心身ともに疲労が蓄積します。すこし周りを見るゆとりをもち、たくましく成長している植物からエネルギーをもらいましょう。
今週、2年生は5日間の職場体験を行っています。消防署、図書館、小学校、保育園、飲食店、小売店、自動車修理工場、美容院、動物病院など校区内20の事業所のご協力により、体験させていただいています。生徒たちは緊張や不安の中にも、働くこと、社会で過ごすこと、人と接することなどの喜びを感じています。この職場体験は、平成19年度から実施されている愛知県の「あいち・出会いと体験の道場」事業です。田原市は平成18年度の文科省「キャリアスタート・ウィーク」地域指定事業から5日間の職場体験を実施していますので、今年が8回目となります。生徒たちは働くことを通して、人間関係、勤労、職業、社会、地域などについて学んでいます。これらの経験が、今後の中学校生活や将来の生き方に生かされていきます。