田原市内の福祉施設のご協力をいただき、１年生は福祉体験学習を行いました。昨年までは３学期に実施していましたが、インフルエンザの流行が予想されるために２学期に実施しました。１年生はこれまでに、総合的な学習の時間に福祉講話や、福祉実践教室などの学習を通して、福祉やボランティア活動への関心を高めるとともに、思いやりの心をはぐくんできました。そのまとめとして福祉施設を訪問し、介助やレクリエーションなどを体験しました。生徒たちは、お年寄りや障害のある方々とのふれあい活動を通して、福祉の心「ともに生きる」を学びました。
耐寒訓練の仕上げとして、校内長距離走・駅伝大会を行いました。場所は、太平洋・白い砂浜・サーフィン・釣りなどで多くの観光客が訪れる風光明媚な太平洋ロングビーチです。日々の生活に忙しい生徒たちは、こんな素晴らしい自然の中で生活しながら、海岸に訪れる機会はあまりありません。そこで、本校では、生徒たちにふるさとの自然のよさを味わわせたいという思いから、海岸で校内長距離走・駅伝大会を行っています。多少の風はありましたが、比較的暖かで、長距離を走るにはコンディションのよい天候でした。生徒たちは、自分のため、クラスのために砂を踏みしめて全力で走りました。「がんばれ！がんばれ！」と大きな声で叫ぶ級友のエールが、ランナーの背中を後押ししていました。そして、全員が完走できました。
３年生は社会科の時間に、豊橋信用金庫の方を講師として、「金融教室」を行いました。預貯金や融資など、家庭と銀行や会社などの金融のしくみを学びました。実物大の１億円を持ち上げた生徒たちは、その大きさと重さにびっくりしていました。
２年生は総合的な学習の時間に、あさりせんべいで有名な菓子蔵「関」の社長さんから、仕事や勉強、家族、目標をもつことなどについての講話を聞きました。生徒たちは、関さんのお話を通して、自分自身にとっての幸せな生き方について考えました。
冬の寒さに負けない心と体をつくるとともに、基礎体力の向上をめざして、耐寒訓練を行っています。先週末から授業後に、全校で運動場を７分間走っています。生徒たちは冷たい北風の吹く中、半袖・ハーフパンツ姿で一生懸命に走っています。そして、１２月６日(金)に、太平洋ロングビーチで校内長距離走・駅伝大会を行います。砂混じりの冷たい北風が吹きすさぶ砂浜を走るので、運動場のように軽やかに走れません。ふるさとの自然の中、全力でがんばる生徒の姿には感動します。