12月4日(金)に、赤羽根ロングビーチを会場として校内長距離走・駅伝大会を行いました。大会当日は、冷たい北西の季節風は強めに吹くものの、昨日に降った雨のおかげで砂が舞い散ることもなく、長距離走を行うにはまずまずの条件といえました。
本大会は、クラスごとに選抜された選手が走る駅伝の部と、駅伝に出場しない生徒全員で走る長距離走の部の2つから構成されています。駅伝の部、長距離走の部とも、生徒が走る距離は同じで、女子は約1000m、男子は約1500mです。走るコースは、スタート位置を起点として女子は400m、男子は650m先に立てられた旗を折り返し、さらにスタート位置を通り越し、その後方100mに立てられた旗を折り返してゴールするというものです。運動場のトラックでの400mや650mは、全体を見渡せるだけにそんなに大変な距離だとは思えませんが、これが直線距離となると話は変わってきます。距離は同じはずなのに、折り返し地点に立てられた旗は、はるかにかすんで見え、本当にあそこまで行けるのかと思わせるほどです。しかも、足下は砂浜です。1週間の耐寒訓練を経て、生徒達はこの厳しい条件のコースに果敢に挑みました。
大会は、まず、男女別による長距離走の部が、続いて男女混成チームによるクラス対抗の駅伝の部が行われました。大会の勝敗は、長距離走の部、駅伝の部ともに着順を得点化する方法で決められます。特に長距離走の部は、クラス一人一人の着順の積み重ねが勝敗を左右するだけに、力を抜くことはできません。そのため、生徒達は、走っている者はもちろん、応援する者も本当に一生懸命でした。
大会の結果、長距離走の部は2年A組が、また、駅伝の部は3年B組がそれぞれ優勝しました。そして、長距離走の部と駅伝の部を合わせた総合優勝は2年A組、2位は3年B組、3位は3年A組という結果になりました。
このように、生徒達一人一人のがんばりのおかげで本当にすばらしい大会となりました。あわせて、寒い中、会場である赤羽根ロングビーチまで足を運び、最後まで温かな応援をしていただいた保護者の皆様にも感謝いたします。
【長距離走の部:女子】 【長距離走の部:男子】
【駅伝の部:スタート】 【駅伝の部:中継①】
【駅伝の部:中継②】 【駅伝の部:中継③】
【駅伝の部:中継④】 【駅伝の部:ゴール】