12月2日(水)に、田原市内の17の福祉施設を会場として、1年生が福祉体験学習を行いました。1年生は、「僕らは社会の助け人」をテーマに掲げ、総合的な学習の時間に福祉について学んでおり、今回の福祉施設での体験学習は、その集大成となるものです。
1年生は、近い所は自転車で、遠い所は田原市の公用バス2台に分乗して活動場所であるそれぞれの福祉施設に向かいました。生徒達は、それぞれの場所で今まで学習してきたことを思い出し、施設の指導員の方のお手伝いをしたり、自分達で考えたレクリエーションを通してお年寄りや障がいのある方とお話をしたり、一緒に活動を楽しんだりしました。生徒達は、緊張しながらも終始笑顔を忘れず、一生懸命がんばる姿を数多く見せていました。
学校を離れて、1日をかけての福祉体験学習でしたが、それだけの価値は十分あったものと考えています。今後、生徒達は、この体験で学んだことをまとめ、発表していくことになります。そこで、この体験の最大の目標である「思いやりの心」がどのくらい育ったのかを楽しみにして見ていきたいと思います。