1月19日(火)に1年A組で、また、21日(木)に1年B組で、赤羽根小学校栄養教諭の近藤弘美先生による給食指導が行われました。テーマは、「カルシウムをとろう!」でした。
近藤先生は、骨の成長や形成について写真や図で説明した後、骨量の変化のグラフを生徒達に示しました。先生は、「骨量は一気に増えて、20歳をピークに減少を始めます。だから、ピークがくるまでにできるだけ骨量を増やしておくことが必要です。」と話されました。そして、先生は生徒達に、「骨量が少ないと怖い病気なることがありますが、何という病気になるか知っていますか。」と問いかけました。すると、生徒達の何人かが、発音に苦労しながらも「骨粗しょう症です。」と答えました。先生は、正常な骨と骨粗しょう症になってしまった骨が並んだ写真を見せながら、「今、骨が強いか弱いかは、自分では実感できません。骨粗しょう症の怖いところは、知らないうちにここまで骨がぼろぼろになってしまうことです。」と説明しました。
最後に、先生は骨を強くするために必要なこととして、4点をあげて次のように説明しました。
1つ目は、バランスのよい食事です。カルシウムはもちろん、ビタミンCやタンパク質をとることが必要です。小学校や中学校の給食に牛乳がついているのはこのためです。
2つ目は、運動です。走る、歩く、跳ぶなどの骨を刺激する骨に良い運動をしましょう。
3つ目は、睡眠です。寝ている間に、体に必要な成長ホルモンがたくさん出ます。
4つ目は、日光に当たることです。日光に当たることで、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが体の中で作られます。だから、休み時間には外に出て、しっかり日光に当たりましょう。
栄養教諭の近藤先生による給食指導は給食時間中の短いものでしたが、生徒達が中学生として「骨の成長」を考えるうえで、とても有益だったと思います。
【1年A組での指導風景】 【1年B組での指導風景】