6月16日(木)、「けがの予防で、勝利をよぼう!」をテーマに、第1回学校保健委員会を行いました。
初めに、PTA保健・厚生委員長の彦坂さんがあいさつをしました。彦坂さんは、若い頃、アルバイトをしていた時に「ぎっくり腰」になった経験を紹介し、けがの予防の大切さを生徒に話しました。続いて、保健委員会の生徒たちが、スライドを使って発表を行いました。生徒たちは、夏の大会を前に体の痛みを訴える人が出たことを受け、その原因の究明に乗り出すところから発表を始めました。生徒たちが考えた原因の可能性は、「悪い霊が取り憑いている。」「突然、老化現象が起きた。」「無理をし過ぎた。」の3つでした。それぞれにアンケートをするなどして検証し、生徒たちが行き着いた答は、「夏の大会を前に、いつも以上にがんばって練習に取り組んだため、体に負担がかかった、無理をし過ぎた。」というものでした。そこで、生徒たちは体にかかった負担、つまり疲れを取れば体の痛みも楽になるだろうという結論から、そのための方法を調べ、発表しました。生徒たちが発表したのは、「氷などで痛みがあるところを冷やすアイスマッサージ」「お風呂と冷水シャワーを交互に使う交代浴」「激しい運動の後にジョギングやストレッチなど軽めの運動を行うアクティブレスト」の3点でした。
生徒たちの発表の後で、講師としてお招きした清田小学校の栄養教諭、山本敦子先生のお話を聴きました。山本先生は、けがに負けない強い体を作るために、食事の大切さ、特に、主食、主菜、副菜をバランス良くそろえることの重要性を生徒たちに話しました。そして、生徒たちが夏の大会を前にしているということで、試合前日、試合当日、試合の終わった後と、それぞれに合った食事のメニューを教えてくれました。すぐに役立つ内容だっただけに、生徒たちは真剣な表情で聴き入っていました。
夏の大会を前に、生徒たちにとって大変有意義な学校保健委員会になったと思います。
【 開会 】 【 PTA保健・厚生委員長のあいさつ 】
【 保健委員会の発表① 】 【 保健委員会の発表②】
【 栄養教諭の山本先生のお話 】 【 養護教諭の合川先生によるまとめクイズ 】