40日間を超える長い夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。体育館に集まった生徒達は、背が伸びてたくましくなった者が多く、とても立派に見えました。
始業式では、まず、各学年の代表が意見発表を行いました。1年生代表は、『目指すはヒーロー』と題して話し始めました。代表生徒は、「1学期は、困っている人がいたら声をかける姿が見られたり、体育大会の応援合戦や大縄跳びで一生懸命がんばる姿が見られたりと、ヒーローに少し近づけたと思えることがたくさんあった。でも、忘れ物や授業中の私語など、日々の学校生活の中ではヒーローとは正反対の行動もあった。これを反省するとともに、これから行われる合唱祭などの学校行事には、今まで以上の団結力や協調性をもって取り組みたい。そして、2学期の終業式を、今よりもヒーローらしくなった姿で迎えられるようにしたい。」とみんなに伝えました。
2年生代表は、『挑戦』と題して話し始めました。生徒代表は、テレビのコマーシャルを引用しながら、「挑戦してみろと言われても、つい安全だと分かっている方を選んでしまう。言葉で言うのは簡単だが、行動するのはとても難しい。でも、挑戦しなければ明日は変わらない。失敗は成功の母と言われる。失敗しても逃げずに挑戦し続ければ、いつかはきっと成功と思える時がくる。新たな挑戦で、新しい未来を体験してほしい。」とみんなに伝えました。
3年生代表は、『試行錯誤』と題して話し始めました。代表生徒は、「部活動でミスしたくない、授業で間違えるのが恥ずかしいと考えることがよくあった。この1月、学級の時間で今年の漢字1字を決めるとき、「敗」を選んだ。それは、今年はたくさん失敗を経験し、それを成功につなげられる1年にしようと考えたからだ。初めから成功した方が良いとは思うが、失敗から新たな発見ができる時もある。成功にしろ、失敗にしろ、最後には良い経験として自分に返ってくる。失敗を恐れず、積極的に挑戦してみよう。」とみんなに伝えました。
各学年代表の意見発表の後、校長が次の3点について講話しました、1点目は、生活リズムを整えること。2点目は、「〇〇の秋」の「〇〇」に自分オリジナルの目標となる目的語を当てはめ、その目標の達成を目指して2学期に臨んでほしいこと。そして、3点目は、夏休み中に埼玉県や青森県で起こった少年や中学生の事案を取り上げ、「いじめは犯罪」であり、決して許されるものではないこと、また、「いじめられた人」はもちろん、「いじめた人」も決して幸せにはしないものであること。校長は、「この3点を頭に入れ、目標をもち、実り多い2学期にするよう期待する」とみんなに伝えて、話を終えました。
【1年生代表の意見発表】 【2年生代表の意見発表】
【3年生代表の意見発表】 【校長講話】