9月2日(金)の5時間目終了後、地震が発生し、その後、津波警報が発表されたという想定で避難訓練を行いました。
1学期に行った避難訓練との違いは、地震の発生が放課であったということです。そのため、生徒達は、教室だけではなく、廊下やトイレ、手洗い場等、いろいろな場所に散っていました。先生の指示のないところで生徒達はどう動くのか。この点から、今回の訓練は非常に実践的だといえました。
地震発生の放送が流れ、訓練が始まりました。教室にいた生徒は、いつものようにすぐに机の下に身を隠しました。廊下にいた生徒は、教室の出入り口に近かった者は近くの教室に入って机の下に。そうでなかった者は、ガラスのある所を避け、手で頭を抱えてしゃがみ込みました。トイレにいた生徒は、後でどうしたかを聞くと、トイレから出て広い所を探し、廊下にいた者と同じように手で頭を抱えてしゃがんでいたそうです。こういう避難動作が落ち着いてできる生徒達は、本当にすばらしいと思いました。
放送の指示で運動場に避難して人員確認をした後、津波対策として全校で校舎の3階に上りました。本校の校舎が建っている場所は海抜23.7mなので、3階まで上がれば、優に30mを超えます。生徒達は集合した3階の廊下で、校区でも特に低い場所である赤羽根港付近にいた場合は、どう避難するか等の注意を教頭先生から聞き、本日の訓練を終えました。
新聞やテレビで、地震や台風による被害発生のニュースをよく見るようになりました。生徒達がこのような災害から少しでも身を守れるよう、今後も訓練を重ねていきたいと思います。
【運動場への避難①】 【運動場への避難②】
【避難完了】 【津波対策:校舎3階で】