ネット依存から未来を守れ! - 第2回学校保健委員会 - 11月29日

 11月29日(火)、「SNSからSOS! ~ネット依存から未来を守れ~」をテーマに、第2回学校保健委員会が開催されました。SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、インターネット上で情報を交換したり、会話を楽しんだりするなどして人とつながって楽しむサービスのことです。ツイッターやフェイスブック、LINEなど、その利便性から今や生活の一部になりつつあるSNSですが、良いところばかりではありません。保健委員は、SNSのもつ良さと悪さを交えながら、SNSに依存してしまうことの怖さを寸劇や映像を使って説明しました。

 保健委員がまとめたSNSのもつ良さとは、「一人でいてもみんなと繋がれる」「いろんな人と話せる」「面白い動画などが観られる」「自分の世界に入れる」などでした。反対に悪さとは、「勉強などに集中できない」「グループトークなどで一度話すとなかなか抜けられない」「オンラインゲームは知らない人と話せてしまうから危険」「寝るのが遅くなる」などでした。これらのことをもとに、保健委員はSNSへの依存について、『心の不調』『体の不調』『生活への影響』の3点から説明をしました。そして、「SNS依存は、楽しい、どきどき、わくわくする感情が出発点だ。でも、やり続けるとだんだんとコントロールできなくなり、その行動が生活の中心となる。それから、問題があると分かっていても止められなくなり、さらに悪くなると、日常生活が送れなくなったり、人間関係が壊れたりする。『SNS依存を止められないのは、本人の意思の問題』と周りも本人も感じることが多いかもしれないが、依存症までになると『心の病気』であるため、医師の治療が必要となる。」とまとめました。

 最後に、SNSばかりをして運動不足にならないように、みんなで体力・運動器機能向上ストレッチをしました。生徒達は、保健委員がやるのを見ながら一人での腕振りや脚振りの運動、二人組での回ってじゃんけんやバランス崩しなどに取り組み、楽しく体を動かしていました。

 SNSは、正しく使えば生活に役立つ便利なものです。でも、一旦使い方を間違えると依存症や犯罪など思ってもみなかったことを引き起こす危険なものに変わってしまいます。SNSがもつこの両面を生徒達が十分理解できるよう、今後も指導を重ねたいと思います。

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 【PTA保健・厚生委員長のお話】                  【保健委員による説明】

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 【体力・運動器機能向上ストレッチ①】               【体力・運動器機能向上ストレッチ②】