6月9日(木)1年生が福祉体験教室を行いました。
◇『聞こえないってどういうこと?』
まずは、講演会。「声が聞こえないとコミュニケーションがとれないと孤独感を感じます」ということばにはっとしました。涙ながらに感想を発表する生徒もおり、充実した講演会になりました。
◇講演会終了後は2つのグループに分かれて福祉体験をしました。
要約筆記の体験では、聴覚障害のある方のために、必要事項を聴き取り、文字にする体験をしました。話し言葉を要約してすばやく文字にすることに苦戦しました。要約筆記は、コミュニケーションをとるためにとても大事な方法だということに気づきました。
ガイドヘルプでは、アイマスクをして、ペットボトルからコップに水を注ぐ体験をしました。次に、二人一組になり、アイマスクをした友達の支えになり半歩前を歩きながら、校内を回りました。目が見えないと、ふだん何気なく通っている階段も恐怖心から足が前に出ないことを実感しました。ほんのちょっとした「支え」がありがたいことだと気づきました。