未来に向かって大きく羽ばたこう
「立場が人を育てる」校長先生の言葉の中にありました。今まで送り出していた立場から、今度は送り出される立場になりました。下級生という立場から、チームの中心として、最高学年として、それぞれがいろいろな立場を経験して、一回りも二回りも成長してきました。その中で、楽しかったことや辛かったこと、自分のために、仲間のために、チームのために取り組んできたことなどを思い返してみると、長いようで本当にあっという間の2年半だったのではないでしょうか。
壮行会の決意表明では、各自が大会への目標やチームのためにできること、仲間への感謝など、短いけれど胸に秘めた熱い思いを感じることができました。それはきっと、1・2年生にも伝わったはずです。
そして、1・2年生からもらったエール。一人一人が今まで一生懸命取り組んできた本気の姿を見せてきたからこそ、「先輩たち、がんばってください!!」と、1・2年生も本気で3年生の一人一人の名前を力強い手拍子と声で、背中を押してくれました。
全校合唱では、学年男女関係なく一つの輪になり、大きな声で「あとひとつ」を熱唱しました。お互いの顔を見ながら笑っている姿が印象的でした。仲間の顔を見ながら、笑顔で歌っている姿からは、充実した2年半だったのだなと改めて思いました。
最後に、円陣を組んで気合い入れをしました。「岬中生としての誇りをもち、最後まで諦めず、最高の仲間とともに、全力を出し尽くすぞ!絶対勝つぞ!」と声と気持ちを一つにしました。
泣いても笑ってもあと一日。勝ちたい思いはどのチームも同じです。気持ちで負けてはいけない。負けそうなときは、今まで背中を押し続けてくれた家族や仲間の顔を思い出そう。きっとみんなに力をくれます。この仲間と過ごすたった一度の夏。最高の夏でありますように。
【3年学年通信 飛翔 より】