2012年10月アーカイブ

　１０月１９日(金)、祖父母学級が行われました。子どもと祖父母がいっしょに劇を見て、感想を交流することを趣旨としています。今年上演された劇は、民話芸術座による「河童の笛」でした。「人間の世界にも河童の笛が聞こえる心の優しい人間がいるはずだ！」と信じる河童のラームが、いろいろな人間との関わりを通して、問題を投げかけます。一つ一つの場面・せりふが、見ている人の心に訴えかける中身の深い劇でした。しかし、圧巻は、児童代表による特別出演でした。６年生女子が、お化粧をして、衣装を着て、子役としてお芝居に登場しました。舞台と客席が一体となったすばらしい観劇会でした。

　１０月１６日(火)、ＰＴＡ委員と３年生で松の菰巻きを行いました。この行事は、泉小の秋の風物詩の一つとなっています。師匠(ＰＴＡ)１人に弟子(子ども)が２人の、３人１チームで作業に取りかかりました。弟子２人が松の幹に菰をぐるっと巻いて押さえます。それを師匠が縄でぎゅっと縛ります。息のあったチームプレーで１００本余りの松の木に難なく菰が巻けました。遠くから松の林を眺めると、１本１本が腹巻きをして威風堂々と見えました。この菰は、来年３月初旬に外します。

　１０月６日(土)、田原市総合体育館で小学校バスケットボール大会が行われました。泉小男子チームは、予選で田原東部小・田原中部小と対戦し、決勝トーナメントに進出しました。しかし、決勝で童浦小に惜しくも敗れ、２位となりました。泉小女子チームは、予選で田原東部小・童浦小と対戦し、決勝トーナメントに進出しました。そして、決勝でも伊良湖小に勝ち、優勝しました。昨年のように男女そろっての優勝とはなりませんでしたが、それを目標に部員みんなで一生懸命練習してきました。試合後はどの顔にも「精一杯やった！」という充足感が見られました。「泉小は、バスケが強い」という伝統ができつつあります。

９月２７日(木)、１～6年生がそれぞれの目的地に向かって、社会見学に出かけました。１年生は、のんほいパークでたくさんの動物を見ました。２年生は、ぎょぎょランドで身近な動物と触れ合いました。３年生は、浜松のお菓子工場を見学し、お土産もいただきました。４年生は、新美南吉記念館で一面に咲く彼岸花を見ました。５年生は、リトルワールドで中国雑伎団をはじめ、世界の文化に触れました。６年生は、明治村で文明開化の歴史を学びました。

今年は、行事のたびに天候が心配されましたが、この日は爽やかな秋晴れで、楽しい一日を過ごすことができました。