2016年1月アーカイブ
我が国における学校給食が初めて実施されたのは明治22年(1889年)ですが、戦争のために学校給食が中断されたこともありました。しかし、食糧難による児童の栄養状態の悪化という問題を抱えた日本に、ララ(Licensed Agencies for Relief in Asia、アジア救済公認団体)より給食用物資が寄贈され、昭和22年(1947年)12月24日より、東京都・神奈川県・千葉県で約25万人の児童を対象に、学校給食が再開されることとなりました。それ以来、12月24日を学校給食感謝の日と定めていましたが、冬休みと重なるため、1月24日から30日までの1週間が「全国学校給食週間」となりました。
以上のようなことで、この時期、田原市では「セレクト給食」を実施しています。本日は、Aセット(かつカレー・クレープ)、Bセット(魚フライ・ナンカレー・蒲郡みかんゼリー)に分かれて、給食をおいしくいただきました。
2時間目、1Aは道徳資料「言葉の向こうに」を使って学習しました。話の筋は次のようなものでした。
主人公加奈子が自分の好きな選手へのネット上の中傷に対して腹を立て怒りに任せた言葉を自分も書いてしまう。それに対してネット上で広がる自分への反論・中傷。そんな中、「ネット上のコミュニケーションって難しいよな。」「匿名だからこそ、あなたが書いた言葉の向こうにいる人々の顔を思い浮かべてみて。」など、自分のこともわかってくれるような共感的な書き込みを見て、自分を見つめ直すという話である。
主人公が怒りに任せて書き込んでしまった気持ちに共感し、いろいろな立場や考えをわかった上で自分の意見を考えることの大切さを話しあいの中から学ぶ学習となりました。ワークシートにしっかりと書き込み、それをグループやペアで伝え合う形で学習が進められました。
「それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろなものの見方・考え方があることを理解して、寛容の心をもち謙虚に他に学ぶ」というねらいへ向かって進んでいったと思います。
文字だけで、相手の心や気持ちを判断していく難しさ、しっかり勉強していきたいものです。
本日は1月はじめての月曜朝会がありました。
まず、校長先生のお話。ご存知戦国の3英傑、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康のだれが好きですか、という質問から。全校が大体3つに分かれいました。その後、校長先生は若い頃は秀吉好きで、その後信長好きに、そして最近は家康好きになってきた経緯を話されていきました。そして、家康が好きになった理由を最後に教えてくれました。それは三方原の戦いで大敗北を喫した時の肖像画を家康が生涯大切にしたという逸話を知ったからだということでした。自分の浅はかさや、それが招いた結果を忘れないためだということでした。校長先生はそれを知ったことで、家康の偉大さがわかり、自分も学んだのだそうです。
みなさんも過去から現在の人物に学び、その良い点を自分の生き方に活かせるとよいですね。
次に、委員会からの連絡。
図書委員会は先日の百人一首大会でよい成績だった人と学級を表彰しました。
1年生:平井邑采さん、山内楓菜さん、細川将真くん
2年生:バジェス・サユリさん、榊原滉貴くん、浜田悠汰くん
3年生:平井李花さん、大谷嘉愛さん、西川美玖さん
学級対抗:1A
給食委員会は今週、「世界記録へ挑戦」(給食コンクール)をすることを発表してくれました。「給食準備を早くし、全員が落ち着いて給食を食べられるようにする。」ことをねらいとして行なっていくのだそうです。各学級みんなでよい給食ができるように精進してほしいと思っています。
最後に先だってのブログで紹介した赤い羽根募金の結果について、生徒会から報告がありました。
久しぶりの朝会でしたが、中味の濃いものとなりました。
本日4時間目、2年生は『モアイは語る』の学習をしていました。
まず、漢字テスト。漢字のテキストの問題のそのままの問題を解きます。終わると、隣と交換しての採点。
次はペア読みです。席の隣の友達と組んで、「。」での交互読みです。
そしてここからが、「モアイは語る」の読み取りです。
「モアイをつくったのはだれか」「答えのところを指さしてください。」「根拠となるところはどこ」「指さしてください。」というように、律子先生が出してくれる問題が本文のどこなのか、考えていきました。
「モアイの絵を描きましょう。」実はこれが、向きが問題なのです。「海岸」の方を向いているのか「集落」の方をむいているのか。本文をよく読んで描かなくてはならないのです。
楽しく興味深く取り組める学習でした。
本日は市内小中学校一斉に、「暴風雪警報」のため休校となりました。生徒が自宅等で安全に過ごせますよう、お願いいたします。
こういう時、学校職員は休みではなく、通常の勤務となります。朝、学校の管理箇所の安全点検をし、通学路の安全を確認します。そして、明日以降の授業準備、学級の事務仕事等を進めています。
明日の時間割は一斉メールでお知らせしましたようになります。部活動の朝練も通常通り実施します。よろしくお願いいたします。
5,6時間目、1年生は総合学習で「福祉実践教室」を実施しました。
1講座は「車いす体験教室」、もう一つ「高齢者疑似体験教室」です。
「車いす体験教室」には杉堀先生が講師として来てくださり、車いすの使い方や使うときの心得を厳しく、わかりやすく教えてくださいました。乗っている人の気持ちになることの大切さを学ぶことができたと思います。
「高齢者疑似体験教室」では太田先生と伊藤先生が来てくださり、高齢者になると、目が見えにくく、手足も動かしづらくなることを器具を装着することで身をもって体験させてくださいました。高齢者になり、体が思い通りにならないことを学び、その気持ちを理解することにつながりました。
教科書には載せられていない、大事なことを実践体験の中で学ぶことができました。
4時間目3Aの国語の授業公開です。3時間目で終わった、「学年総合テスト」の国語の答案が返ってきました。そして、答え合わせと間違い直しの授業です。同じ問題がテストで出ても、もう間違えないようにすることが目標です。間違えたところを2度、3度と解き直し、正しい答えがでるまで繰り返します。大切なのは、間違いを消さないことです。どこで自分が間違えるのかを気づくためです。自分の間違えやすいところがわかれば、次は気を付けられるようになるからです。
3年生らしく、一人一人が静かに間違い直しの学習を進めています。全て終わった生徒はのんびりと...いやいや、さすが坂上先生。終わった生徒用の一般常識の「クロスワードパズル」や「漢字ナンブレ」のプリントが準備してあります。4時間目は完全に一人一人が集中した自学自習の時間となりました。
3年生は総合テストが終わり、ほっとして息をつきたいところでありますが、入試受験に向けて心が切り替わっています。さすがです。
授業公開2番手は影山先生の1B「社会科・歴史的分野」の授業です。
学習したところは『武士の台頭と鎌倉幕府』です。
まず、教科書の絵を見て、「この絵にはどんな身分の人が描かれているのか」という発問からスタートしました。「貴族」「警備の武官」「僧兵」「武士」「上皇」と、生徒たちが次々と答えていきました。「さて、答えてくれた人々は絵のどこにいるか、指さしなさい。」と続けての発問です。こうして貴族・豪族中心の政治の世界に、だんだんと武士の姿がみえるようになってきました。この後、教科書を読んで「どのように武士(源氏や平氏)たちが力をつけていったのか」ということをノートにまとめていきました。地方で起こった反乱を抑えるのに武士の力が必要となり、武士の力が貴族たちにとって、なくてはならぬものになっていったあたりを本日は学習できました。
泉中学校では、職員同士でお互いの授業を見合い、お互いに刺激を与え受けながら切磋琢磨しようと、本年より職員同士の「授業公開週間」を設定しています。
本日1時間目は神田先生の音楽授業公開でした。
まず、「リズム聴音」です。先生がうつ鍵盤のリズムを音符や休符で表す練習です。4分の2拍子と4分の3拍子で練習しました。5回、先生が弾いてくれるリズムを楽譜に表さなければならないとあって、生徒たちはすごい集中力で紙に向かっていました。
続いて、琴の演奏です。20名という少人数なので琴が1人か2人に1台あり、たくさん練習できます。「さくら さくら...」という、あの有名な曲の練習をしていました。はじめは交代で練習、最後に全員で合わせ練習をしました。
日本の楽器「琴」の合奏は素敵でした。
本日配付した「えがお」7号です。どの学年も視力の落ちている生徒がいたようです。
CやDの判定の生徒は教室での板書が見えにくい、部活動のときボールが見えにくいなどの症状があります。例えば、野球の場合、フライなどの飛球が見にくいため、上手にボールを追えない・とれない、反応が遅いなどのプレーにも影響があります。視力の悪い生徒にとっては大きなハンディキャップとなってしまうのです。
それで専門の眼科医の診断を受け、早めに対処する方がよいのです。生徒たちの学校生活に影響が出ないよう、ご協力願います。
視力のよい生徒も悪くならないようにしましょう。いくつか下に気をつけることを記します。歯とともに目もかけがえのない長いつきあいになります。大事にしましょう。
1 本を読むときは30cm以上離して読みます。ゲームも30cmです。学校での授業中の姿勢も注意します。
2 明るいところで読みます。
3 テレビ・ゲームはできるだけ離れて見たりやったりします。
4 1時間ぐらいで休憩を目にさせてあげましょう。
5 時々遠くの山や海、空の星などをじっと見る訓練をします。学校でも放課は遠くを見ます。遠望訓練
6 ブルーベリーやなす、ぶどうなど、紫色の野菜(アントシアニン)を積極的に摂りましょう。(視力を回 復する栄養補給)
3年生の総合テストが始まりました。3年生は高校入試の関係で、成績の評定を出すのが、1,2年生より早くなります。従って1月の中旬に学年最後の定期テストを実施し、1月末日には保護者会を行っていきます。1,2年生は通知表作成に間に合えば良いので、2月末日に学年末テストを実施するのです。
14日、3年生の最後の定期テスト「総合テスト」が始まりました。15日(金)、18日(月)と3日間の日程で実施されていきます。最後のテストということで、緊張感を漂わせての取り組みとなりました。他学年は通常の授業をしていますが、3年生のテストを気遣い、いつもよりいっそう静かに過ごしています。1,2年生にもいずれやってくる正念場です。
全校で3年生の健闘を祈り、応援しています。3年生、ファイトです!
泉中学校は1月14日現在「冬日課」で学校生活を動かしています。
この時期は、日没時間が17時以前となり下校時刻が16時半ぐらいとなってしまいます。これでは部活動の午後練習は10分間もないぐらいになってしまうため、午後練習をカットしているのです。代わりに朝練習の時間を10分延長8:15分から朝の読書を実施しています。一番大切な授業時間50分は短縮せずに実施しているのです。授業を短縮せず、年間50分を維持するという試みです。(昨年度まではこの時期45分授業をしていたこともありましたし、市内の他校ではそのような日課であるところもあるようです。)
写真は16:30下校で帰って行く生徒たちです。先生たちも下校指導をしながら、交通安全にも注意を払っています。
冬日課で、午後部活なしは1月29日(1月いっぱ゜い)まで続きます。
1月7日木曜日、3学期の始業式がありました。
まず、生徒代表による、新年の抱負発表でした。
2年生、川合翔夢くん。3学期に生活・勉強・部活、それぞれの部分でしっかりし、3年生から学校の牽引役を引き継いでいきたいという考えを堂々と発表してくれました。3年生に向けて期待を新たに抱かせてくれる内容でした。
続いて3年生、河合恭佳さん。最高の3年生として、卒業できるよう、夢に向かって努力していきたいという抱負発表でした。最高の卒業式に向けて、みんなが意欲をもてるような発表をしてくれました。
最後に、校長先生のお話。先生が冬休み中に読書した『卑弥呼』の本について紹介されました。とくに中に出てくる、卑弥呼の補佐役「アヅミ」氏の大切な心得、3つを教えてくださいました。①人を裏切らないこと。②人と争わないこと。③習慣は才能を上回ること。
人として、どれも大切な考え方ですが、みなさんはどの考えを大切にしていきますか。
そして、校歌斉唱。とてもきれいな歌声でした。3学期、がんばるぞ、の心の構えができた式でした。