教室を回っていくと、2年生で教壇に見慣れない先生が立っていました。担任は教室の後ろで構えています。黒板には「ふわふわことば」「ちくちくことば」のカードが貼ってあります。どうやら、学級の現状から課題をとらえた担任が、「友達との関わり方を考えさせたい」というねらいで設定した学級活動の授業だったようです。心の健康に詳しい養護教諭をアシスタントに、授業は進みました。
「できるよ!と言ってくれると脳が喜んで、できないこともできるようになるんだよ」と女の子が発言しました。それに対して、うなずく子や感心する子がいました。
ふだんとはちょっぴり違う先生に、子どもは興味を持って取り組んでいました。養護教諭も担任も笑顔でした。