2015年12月アーカイブ
終業式の前に、表彰がありました。漢字・計算達人テスト、マラソン大会の入賞者表彰など、たくさんの表彰者が前に出ました。その中でも、明るい社会づくり推進大会では、本田さんが田原市長賞をいただきました。
終業式では、1年生、3年生、6年生の代表3人が、2学期を振り返っての反省と3学期の目標を堂々と述べました。「か・め・や・ま」の「や」(やりぬく)と「め」(めざす)がしっかりわかる発表でした。
校長先生の話は、「か」(考える)と「ま」(まごころ)についての内容で、意見を求められる場面では、何人かが挙手をして発言しました。成長の跡が見られました。
校長先生からは、「お正月には、 『め』の目標を立てること」と、宿題が出ました。
明日は冬至。一年で一番夜が長い日です。カボチャを食べるとか、ゆず湯に浸かるとか古くから言われています。これから日が長くなることを「物事がよい方に向かう」とか「新年、春が来る」などにかけて「一陽来復」と書いたりします。
終業式を前に、子どもたちは、大掃除をしました。1年生では、全員で窓ガラスをふきました。くもったガラスがきれいになり、向こう側がよく見えるようになりました。掃除の様子を見ていると、心のくもりもとれ、新年を迎える準備ができたようです。
今日で授業も給食も2学期最後。登下校の様子や安全についての確認を行いました。中には自転車の乗り方で、「好ましくない運転をした」に手を挙げている子がいました...。年末年始は特に車が多くなります。ほんの少しの気の緩みが、命を落とすことにつながらないとも限りません。
午後の教室は・・・?はさみで切ったセロファンを...ボンドでくっつけて...。キットの入っていた袋には「わくわくランプ」。「ステンドグラスのような光が広がります!」とありました。冬休み前に完成して、クリスマスから大晦日、この1年を振り返って、自分を照らす光が見えるといいです。
完成した作品は、神秘的に輝いたようです。
2年生が机を向き合わせて授業を行っていました。話し合いをしています。「動物のひみつを探ろう」です。大事な言葉を探しながら順序に気をつけて読み取ることがねらいです。
机には、子どもが書き入れたワークシートがのっています。発言者が一生懸命に説明をして、他の子は、耳を傾け聞いて、わからない事を質問します。
隣の1年生の教室では、シートに一生懸命書いています。「すきなものクイズ」でした。友達の名前とすきなものがメモしてあります。伝えたい事をはっきりと話す。聞きたい事を質問する学習です。クイズでは盛り上がったようです。
こうした学習を重ねて、子どもたちはコミニュケーションの基本を身につけていきます。聞いて、書いて、話し合う事で、学び合う仲間、学級になることをねらっています。
いつ頃からか、朝の会の時間には ♪ ジングルベル ジングルベル...♪ の歌声が聞こえるようになりました。今はすっかり馴染んでいます。クリスマスもすぐそこにやって来ています。
1年生が「たこ揚げ~、たこ揚げ~」と歌っているので聞くと、4時間目に汗の広場のところで、たこを揚げるとか。早速のぞきに行きました。
少し強くふく風の中に、たこがふわりと揚がると歓声も同じようにあがりました。広場はすっかり正月の風景になっていました。
帰ってきて、3年生廊下を見ると、このような掲示が...。
ひんやりとする朝!身が引きしまる感じでよいものです。正門の庭に赤く葉をつけた木が目に入りました。早速、カメラを片手に撮影してみました。
植物に詳しい教頭先生に聞くと「はぜ」の木でした。♫「だれかさんが だれかさんが だれかさんが見つけた 小さい秋 小さい秋・・・」♫の3番の歌詞に♪「ぼやけた とさかに はぜのは ひとつ」とあわせて教えてくれました。ちなみに、小さい秋の中で、はぜの葉は ♪「いりひいろ(入日色)」♪ と歌われています。亀山小学校の朝の景色が伝わってくるでしょうか。
汗の広場のキャベツは、寒い朝にも、ひっそりと育っていました。新しい年の準備ができているようです。時間がゆったりと流れているように感じる朝です。
朝から花に水をかけている4年生の子どもがいたので聞いてみました。「水かけは4年生が担当してるいるの?」。すると、「園芸委員会です」と答えてくれました。パンジーの花がきれいに咲いていますが、見えないところでのこうした世話が、見えるところを支えているのでした。
♫「かきねの かきねの まがりかど...」♫ 童謡「たき火」の一説です。校舎の南道路の垣根に咲いている花を見つけました。椿だと思ったら、さざんか(山茶花)でした。♫ 「さざんか さざんか 咲いたみち...」 ♫。山茶花はツバキ科の植物。似ているわけです。花の落ち方でも見分けられるとか...?。
校内マラソン大会を1週間後に控え、5年生と6年生が試走を行いました。学校裏手の農道、500mの直線を折り返すコースです。準備運動を行い、5年に引き続いて6年が走りました。風もなく、穏やかな天候の中、まずまずの記録が出たようです。順位も頑張る意欲につながりますが、実は自分との戦いなのです。大会では、新記録誕生となるか?
昼休みに「校長先生!掃除の準備ができました」と校長室のドアが開きました。女子が2人、カブト虫の入れ物を運んでいきます。行き先は2年教室。既に新聞が敷かれ、準備万端。担任と6人ほどの2年生の子どもたちが待ち構えています。土をゆっくり取り除き、幼虫を探します。土をふるいに掛け、糞と分別。「この時期は幼虫に触らないことが大切」と教えてくれました。手際よく全部の土を清掃。保護者の方が届けていただいた新しい土(マット)を入れて、幼虫を忍ばせ完了!校長室まで入れ物を戻してくれました。さなぎになる日を待ちます。それにしても、手際のよさには、担任も驚き!教室では、道具や新聞紙などを進んで片付けてくれた子もいました。2年生の皆さん!ありがとう!
消防署の方を招いて、防災教室が行われました。4年生から6年生までが順番に、地震体験車なまず号で東日本大震災の揺れを体験しました。「平成23年3月11日...観測史上最大のマグニチュード9,0」。震度5~6で始まり、途中7へ。周りで見ている方が怖いくらいです。机にしがみつく子どもたち。「頭ぶつけて痛い...」「めっちゃ揺れた!」車を降りる女子から言葉がこぼれました。一緒に体験した教師は「怖いよ!涙が出てくる」と興奮気味に感想を話してくれました。まずは、安全確保の意識や行動が大切と実感できたようです。
机の横に立っては、何かを転がしたり、紙を付け直したり・・・。5年生の教室が賑やかだったので、思わずカメラを片手に入ってしまいました。ビー玉コースターの作成中でした。男子が近づいてきて「先生、図工心がないで、恥ずかしいで...」と言いながらも、手は休めず制作に取りかかっていました。自分の気持ちを素直に出せるところに感心しました。見れば、お互いに見せ合って遊んだり、話し合っって直したり。学級の雰囲気が、そうさせているのかな。教卓では、先生が見本の作品づくりに熱中していました。
1年生の教室から「ハイ!」の元気のよい声が聞こえて
きました。黒板には、数字の書いた画用紙が貼ってあ
ります。一番上に「数あてゲーム」と書いてありました。
繰り上がりのある「足し算」や「引き算」のまとめ学習と
して取り組んでいました。子どもたちは、かわるがわる
黒板の前に出て、ゲームを進行しています。楽しく計算
の学習ができました。
4年生が習字に取り組んでいました。条幅と言われる細長い紙に書きます。教頭先生から条幅紙を配られると、「緊張するー」「怖いなぁ」と、どこからともなく声が聞こえました。すかさず「深呼吸をしてー!」「背筋を伸ばして書くよ」の指示。子どもたちは、慎重に筆を運びました。静寂の空間を楽しんでいるようでした。
2年生の子どもが、数人で袋を運んでいました。「何するの?」と聞くと、「球根を植える」とうれしそうに答えました。鉢の底には水抜きの穴が空いています。「どうするだった?」と、担任が問うと「枯れ葉でふたをする」と答えます。今までの経験が生きていました。校庭のあちこちに散らばって枯れ葉を集め、鉢に用土を入れ、球根を3つ並べました。すでに、子どもたちは、開花が待ち遠しい顔になっていました。
12月4日から10日までの人権週間にちなんで、今日は人権集会を行いました。田原市人権ファンクション委員会から明石さん、石原さんの2名を講師に招いて、読み聞かせやお話をしていただきました。「人権」と聞くと難しいからと避けがちになってしまいます。講師の方は、「人権はみんなが幸せに生きていくための権利」とやさしい言葉で語られました。子どもたちも真剣に話を聞き、質問や感想には、手を挙げて答えて感心しました。この機会に、家庭でも人権について話題にすることをおすすめします。
2年生の体育では、表現遊びをしています。「今日の3限に発表会をします。見てください」と声をかけられました。題材名は「ジャングルへ行こう」です。子どもたちは、思い思いの動物になりきり、ジャングルを駆け巡ります。前半には、心を解放する準備運動。教務主任の「変なおじさん踊り」にあわせて、子どもたちも動作をします。心身が解放されると豊かな表現ができます。写真を撮っていた職員が、思わず「楽しそう!私も踊りたい」とつぶやいたとか。解放された子どもたちの動きが、のびのびとしていたのでしょう。
1か月余り続いた休み時間の遊び「ドッジボール」が、気温低下とともに影を潜めはじめました。かわって、歓声の上がっているのが「縄跳び」!今日は玄関前で、4年生から6年生が混じって縄跳びを行っています。声をかけなくても、自然と縦割り遊びをできるのが亀山小学校のよいところです。分け隔てなく楽しく遊ぶ雰囲気が伝わったでしょうか?
♫ ジングルベル ジングルベル 鈴が鳴る...♫と、リズムよい歌声が校長室まで聞こえてきます。先日まで ♫ ゆうやーけ こやけで 日が暮れて... ♪ が朝の定番だったのですが。暖かい日が続き忘れていました。12月、師走に入ったことを子どもたちの歌声で気づきました。2学期のまとめの時期です。3学期へつながるまとめができるようにしたいと思います。
交通安全キャンペーンから一か月以上が経った今日、一通の手紙が届きました。達筆な手紙は、長野県の方からでした。一か月が過ぎても忘れず投函していただいたこと、子どもも職員も元気づけられる一通となりました。紹介します。
うっかり、手紙をしまい込み、すっかり忘れていました。
あの時は、おいしいおイモを頂戴し、心豊かにドライブ
を続けることが出来、嬉しく思いました。
皆さんの建設的な奉仕の精神を目の当たりにし、豊か
な心で育っておられる事、喜ばしく思いました。
今後共、素直に成長されます事、祈っております。
"ありがとう" 先生達も頑張れ。
6年生の教室をのぞくと、ノートにシールを貼り付けていました。図工ではありません。社会の歴史の授業でした。先日は2年生がシールを活用した学習をしていましたが、6年生でも。明治維新から産業が発達して、いろいろな問題が起きてきた時代。人々の努力によって日本は発展していきます。調べたことをまとめ、その人物の画像を貼ってまとめていたのです。カメラを向けても、見向きもせず集中していました。
低学年が、発育測定を行いました。保健室できちんと整列したあと、養護教諭による恒例のミニ講話が始まります。師走になり、インフルエンザが流行の時期となりました。豊橋市の学校では、既に報告があるようです。風邪とインフルエンザの違いを、イラストを使って説明します。子どもたちの注目度が違います!「風邪をひくとどうなるだねぇ?」「熱が出るじゃんね」と、親しみやすく方言で語りかけていました。子どもたちも自分の健康について意識が高まります。
祖父母学級のメインイベント、餅つき。校区のおじいさんたちが杵を持ち、慣れた手つきで餅をつきます。ほどよくつけてきたら、子どもたちもつきます。返し手をする前校区会長も、アドバイスの声に熱が入ります。おじいさんたちに乗せられて、慣れない杵を振り上げた校長先生は、筋肉痛がひどいようです。つきあがった餅は、おばあさんたちの手によって、あん・きなこ・おろしなど手際よく仕上がっていきました。校区の方が協力してつくった餅を子どもたちは、美味しそうに頬張っていました。文化の伝承が少しできたように思います。ご協力ありがとうございました。
師走に入った12月1日。冬とは思えない穏やかな日に祖父母学級が行われました。受付を終えたおじいさん、おばあさんに「お孫さんの授業の風景をご覧ください」と誘うと、「孫の授業なんて見たことないで行くかねぇ」と、教室に足を運びました。給食では、子どもたちと一緒に懐かしい味を堪能?しました。その後、教室では、おじいさん、おばあさんと一緒に昔の遊びに興じる光景が繰り広げられました。子どもたちに教え、ともに遊ぶ姿は、とても微笑ましく見えました。
3年生が育ててきた繭が冷凍庫から取り出され、お湯の中に浮かびました。極細の繭糸を数本そろえて繰糸にします。1個の繭から800mもとれるそうです。講師の菰田さん、村上さんのていねいな指導のもと、子どもたちは、初めての体験に目を輝かせていました。蚕から苦労して育ててきた自負があふれているようでした。この後、生糸を薬品につけて精錬してから染色をします。まだまだ織るまでには手作業が必要です。絹製品が高価なのも少しわかるような気がします。