1月26日(木)
文字職人の杉浦誠司さんを講師に招き、「ともだち」についてお話を聞く会が開かれました。
前半は、幼い頃に受けたいじめ体験をもとに、無視が心に与えるダメージの大きさや孤独の辛さを語っていただき、家族の愛情の深さや、孤独から救ってくれた友人の大切さについて考える機会となりました。
「めっせー字」(ひらがなと心からの愛情をこめた漢字)を実際に書いていただけるというサプライズもありました。「花」という漢字の中に「やさしい」というひらがなが入っています。
後半は、4~6年生を対象にお話をしてもらいました。
自分は父母から生まれ、父母は祖父母から生まれ・・・と30の世代をさかのぼっていくと、約20億人の命がつながって自分が誕生していることになります。
だから、今、自分がここにいることは奇跡。そして、それは友達も同じ。
様々な体験談を通して、命の尊さ、生きる喜び、夢をもつことのすばらしさを教えていただきました。
あるお坊さんが、「ありがとう」の反対は「当たり前」と言われたそうです。「当たり前」と思っていると、「ありがとう」という言葉は出てこないからです。
目に見えなくてもそれを当たり前だと思わずに、見えないからこそ感謝して、命を楽しんで生きていってほしいというお話をしてくれました。