6年生の社会科の授業。先日の塩作り体験の続きで、できた塩を都まで運ぶ体験です。都まで納めた塩の量は、木簡の記録から一斗だと分かっています。そこで、一斗樽に塩に見立てた土を入れて、持ってみました。その重さにびっくり、一人では持つのがやっとです。都までの距離は200キロ以上、二人ずつで運んでみても、グラウンド2周するのが精一杯でした。子どもたちの感想は、「重たかった」「これを都まで運んでいた昔の人はすごい」「税を納めることがとても大変だとわかった」など様々です。こうした体験を通じて、奈良時代の農民の気持ちを知ることができたようです。今後は奈良時代のよりよい社会のあり方をみんなで話し合う学習になります。この体験をもとに、どんな考えが出てくるのか、とても楽しみです。
2014年6月
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