2月19日(水)、タレントの矢野きよ実さんによる講演会が、田原文化会館で行われました。
本校の3年生に講演するため、午前中のラジオ放送を終えてから、わざわざやってきてくれました。
講演は楽しい雰囲気で始まりました。
講演は途中から、矢野さんが実際に訪れた東日本大震災の被災地で経験したこと、そして被災地の子どもたちが書いた「書」を紹介しながらの話になりました。
それは感動の連続でした。
最後に、矢野さんが書を書いてくれました。
1枚は、「逢えてよかった 生まれてきてくれて ありがとう」と書いてあります。
「中学生に言葉を書いてください、と言われ、生まれてきてくれてありがとう、という言葉を書きました。今日ここに来て、ほんとうにあったかい、優しい子たちに、いっぱいのいい空気をもらいました。ありがとう」
もう1枚は「永遠」と書いてあります。
「永遠なんてことはない、という人もいるけれど、今があるからその先がつながっていく。想いは永遠であれ、という気持ちで書きました」
そして、矢野さんは最後にこんな話をされました。
「みんなが、この広い世界の中で、出会ったことは奇跡だからね。これをミラクルと言います。みんなが将来、たとえ、
ニューヨークに行こうが、東京に就職しようが、必ずいつか、田原に戻ってくる。だから、みんなの隣の人を大切にしてください」
すばらしい話を聞かせていただいた矢野さんとの出会いに、感謝したいです。