2016年9月アーカイブ
台風16号の接近により、この地域に今年初めての暴風警報発令で、11時15分に一斉下校を行いました。予定していた給食も中止となり、帰宅後の昼食等が心配でしたが、どの家庭も対応してくださり、学校待機でお迎えを待っていた子どもたちも、1時50分には全員無事保護者に引き渡すことができました。この地域の北側を台風の中心が通過しましたが、大きな被害も出ず、次の日には子どもたちの元気な顔が見られ、ありがたいかぎりです。緊急時の内容変更による対応の難しさも、次の事態へ活かしていかなければなりません。
本校では学校の北側にある学校田を使って、5年生が米づくりを体験しています。4月25日に田植えを行い、PTAや地域の方のご協力で、除草や水の管理をお願いし、天候にも恵まれたせいか、黄金色に稲が実りました。例年、地域の方のコンバインと子どもたちの手刈りで稲刈りを行いますが、台風の接近も心配され、事前に2日の日にコンバインで稲刈りを済ませました。残った稲を9日に子どもたちが手で刈り取り、学校のフェンスに干しました。この後多くは、すでにもみすりを終え、一部を子どもたちが手によるもみすり体験をする予定です。学校だけではなかなか管理など難しいですが、地域の方やPTAのご協力で子どもたちにとって大切な体験が今年もでき、感謝しています。