2016年1月アーカイブ
1月21日(木)、1年A組は社会科の歴史の授業で、タブレットとプロジェクターを利用した学習を行っていました。もともとタブレットとは、「古代から人類が文字や図を書き読むために利用してきた、粘土板や石板(携帯型の黒板を含む)、木の板(木簡など)といった板状の器具」(ウィキペディア)のことであったようですが、現代のタブレットは古代のものに比べ、はるかに汎用性に富み、授業の可能性を大きく広げてくれる物だと思います。授業者の先生にタブレット利用の利点を聞くと、「豊富な資料提示ができ、おまけに画像がきれいであること。資料集では小さな写真ですが、プロジェクターで大きく見せることで、生徒の印象に深く残り、理解を助けることができます。」ということでした。生徒に感想を聞いても、「教科書だとわかりにくいところも、プロジェクターで見るととてもわかりやすいです。」ということでした。本校では、体育のダンスの授業でも、生徒たちがグループごとにタブレットを使って演技を録画し、お互いに見合って演技の工夫改善に利用していました。本年度は、学校にタブレットを新しく20台入れてもらえました。今後さらに、ICT機器を使った授業改善に努めていきたいものです。
1月14日(木)、2年生は立志歩行を実施しました。午前7時過ぎ、日出の石門で「日の出」をバックに集合写真を撮影しました。その後、出発式を行い、東部中学校に向けて歩行を開始しました。穏やかな冬の朝でした。生徒たちは、前日の立志式での「誓いの言葉」を胸に抱き、班で協力し声を掛け合いながら歩行を続けました。途中、シーサイドファーム伊良湖でおやつのバナナを食べたり、赤羽根ロコステーションで昼食を食べたりしながら、約8時間の行程を歩き続けました。午後3時、先頭の班が元気に学校の正門を駆け上がってきました。その30分後に、最後の班がゴールしました。学校では、今年もPTA役員の方々が、温かいおしるこを作って振る舞ってくださいました。生徒たちは、口々に「疲れた。」と言いながらも、最後まで歩き抜いた達成感が感じられる笑顔を見せてくれていました。ところで、今年はなぜか報道機関の取材が多くて少し戸惑ってしまいました。名古屋テレビ(メーテレ18:58過ぎ放映)、NHK(12:30頃と8:45頃放映)、中日新聞(1月15日付東三河版掲載)、東日新聞(1月15日付掲載)の各社が取材に訪れました。東部中学校に10年勤務するN先生に尋ねても、「歩行が始まって9年になりますが、今まで取材を受けたことはなかったですね。」という答えでした。地道に続けてきた活動ですが、メディア(世の中)を惹きつける魅力が何かあったのかもしれませんね。
1月7日(木)、今朝は七草がゆを食べましたか。「七草や七ツ異なる風情かな」(正岡子規)。
さて、学校では第3学期の始業式を行いました。各学年と生徒会代表の生徒が3学期の抱負を発表しました。代表の生徒はそれぞれ、今学期を卒業や次の学年への準備期間と考え、自分の目標をしっかりと発表していました。校長先生は目標を達成するための秘訣を紹介してくださいました。
始業式後は、学級活動の時間でした。担任の先生が冬休みの思い出を楽しそうに話しているクラスもありました。「新年の抱負」や「今年の目標」を書いているクラスもありました。「今年の目標を漢字一字で書こう」という課題に取り組んでいるクラスもありました。みんなそれぞれ思い思いの漢字を書いていましたが、中には「先」という漢字を書いて、「部活動でも先へ進む」「先輩として頑張る」と理由を添えている生徒もいました。2016年のスタートです。それぞれの目標を達成できるように、充実した生活を送ってほしいものです。