3月10日(木)第1時限、2年A組は道徳の授業を行いました。今日は、事故で肩から下の機能が麻痺している体でありながら、「口で字を書く」ことに希望を見い出し、詩(言葉)と花などの絵を組み合わせた作品を創作し続けている星野富弘さんの著書『愛、深き淵より』(立風書房)を基にした資料で授業をしました。授業の後半では、学校司書さんが、星野さんの半生やこれまでの著作を見せながらブックトークしてくれました。授業の最後では、星野さんの「ナズナ」という作品を取り上げ、詩の中で空欄にされた一節を考えることで、星野さんの思いを想像しました。さて星野さんは何をしたかったのでしょうか。
<ナズナ>
神様がたった一度だけ この腕を動かして下さるとしたら
( ? )
風に揺れる ペンペン草の実を見ていたら
そんな日が本当に 来るような気がした