10月20日(木)、テレビ・ラジオ番組のパーソナリティであり、また書道家としても活躍されている矢野きよ実さんを講師にお迎えし、全校生徒を対象に講演会を行いました。演題は、「私たちにできることは『忘れないこと・想うこと』。東日本大震災の被災地を訪問し、被災地の子どもたちと「心の声」を聞きながら一緒に書をかいている矢野さん。体育館にたくさんの作品パネルを展示し、書に込められた"想い"をお話ししてくださいました。また、実際に大きな和紙に書をかくところを見せてくださいました。以下は、講演会後の生徒の感想です。
「私がこの講演を聞き、心に残っていることは『命』です。東日本大震災にあわれた方は日本中にたくさんいます。でも、そんな人たちも『前を向こう。後ろは振り返らない。』、そう心に思い、毎日を生きています。そのことを聞いて、今、私たちにできることはなんだろうと考えました。それは、"共に生きる"ことです。東日本大震災にあわれた方も、私と同じ空を見ています。心はつながっているんだ、と気づくことができました。一つしかない命を絶対に無駄にしてはいけない。そう感じさせてくれるとてもよいお話でした。」