3月3日(金)、第56回卒業証書授与式を行いました。卒業生は吹奏楽部が演奏する『威風堂々』の曲に合わせ、やや緊張の面持ちで入場してきましたが、友達や先生と目が合うと、時折笑顔を見せてくれました。しかし、卒業生総代がこみ上げる感情を抑えつつ、震える声で答辞を読み始めると、不意に目頭を押さえる生徒が何人もいました。東部中学校で同じ時を過ごし、ともに喜び、ともに励まし合った仲間と仲間の確かな絆を感じることができました。式後には、その仲間とともに卒業生が全員で記念合唱『『証(あかし)』を歌い、保護者や来賓の方々に感謝の気持ちを伝えました。目に涙を浮かべながらも、最後にはやっぱり笑顔を見せてくれました。卒業生135名の前途を祝し、高浜虚子の次の句を贈ります。